5 領域モデルとは
5領域モデルとは
犬の「幸福」を考えるとき、健康だけを見れば十分でしょうか。
動物福祉研究者のDavid J. Mellor(2020)が提唱した「5領域モデル(Five Domains Model)」は、動物の状態をより包括的に評価するための枠組みです。身体的な条件に加え、内側の主観的経験——その動物が何を感じているか——まで射程に収めている点が、このモデルの中心にあります。
Mellor, D.J. (2020). Updating Animal Welfare Thinking: Moving beyond the "Five Freedoms" towards "A Life Worth Living". *Animals, 10*(10).
5つの領域
1. Nutrition(栄養)
適切な食事・水分・栄養バランスが提供されているか。空腹や渇きを慢性的に抱えていないか。
2. Physical Environment(物理的環境)
生活空間が安全で、温度・衛生・広さなどの観点から快適かどうか。
3. Health(健康)
疾病・傷害・感染症への適切な対処と予防ができているか。痛みや不快感を抱えていないか。
4. Behaviour(行動)
種に自然な行動を表現できているか。自分の行動をある程度自分で選択できる自由があるか。
5. Mental State(精神状態)
上記4つの領域の結果として、その動物が内側でどう感じているか。恐怖・不安・苦痛が少なく、喜びや安心が多い状態が望ましい。
わんこのおみせの7事業領域への翻訳
5領域モデルを実際の犬との暮らしに落とし込んだのが、わんこのおみせの7つの事業領域です。
| 5領域 | わんこのおみせの領域 | 扱う内容 |
|---|---|---|
| 栄養 | わんこのごはん | フード、おやつ、サプリ |
| 物理的環境 | わんこのおうち | ベッド、ハーネス、キャリー |
| 健康 | わんこのからだ | グルーミング、デンタル、健康ケア |
| 行動(自由) | わんこのあそび | おもちゃ、ノーズワーク、散歩補助 |
| 行動(社会) | わんこのなかま | コミュニティ、多頭飼い、社会化 |
| 精神状態(絆) | わんこのきずな | 飼い主との絆、名入れ、カスタマイズ |
| 精神状態(知識) | わんこのこころ | 動物福祉学、教育コンテンツ、ブログ |
「Good Life」という考え方
「Surviving(生き延びること)」から「Thriving(豊かに生きること)」へ。
これがわんこのおみせの社訓「From Surviving, to Thriving.」に込めた意味です。5領域モデルで言えば、「苦しみがない」だけでは足りない。その犬が日々の暮らしの中でポジティブな経験を積み重ねられている状態——それがGood Lifeの姿です。
各領域の商品やコンテンツは、以下のリンクからご覧いただけます。
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※本サイトに掲載された情報は、学術的研究を参考にしていますが、個別の症状や治療については獣医師にご相談ください。